カメラの動作設定は、通常、設定画面でパラメータを選び、テキストボックス内に文字入力します。パラメータとその値はシステム設定ファイルに格納されます。
システム設定ファイルの内容は現在のシステム設定値を見る画面で見ることができます(変更できません)。
システム設定ファイルはカメラ内部の永久保存場所(フラッシュメモリ)にあります。システム設定値はカメラの起動時に読み込まれ、カメラのRAMにコピーされます。システム設定値の変更はコピーに対して行われ、次回カメラを起動するまで有効です。
一部のシステム設定値(ISDN、ネットワーク、LANイメージストレージ、シリアルインターフェースの動作切り替え)は、動作中の切り替えができません。変更した設定内容で動作させるには、カメラのリブートが必要です。その他のシステム設定は動作中の変更が可能で、すぐに動作します。
注意: | ソフトバージョンM10-V2.xを実行しているカメラに古いシステム設定ファイルをロードしないでください。システム設定ファイルの形式が変更されているため、古いシステム設定ファイルは拒否されます。 |
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最初、カメラの動作設定する際、簡単設定ウィザードを使用するのは最も手軽で安全です。
その他の設定変更は セットアップ や、 システム管理のサブメニューを使用します。
設定画面でSetボタンをクリックして設定内容を有効にし、カメラを再起動する前に保存します。
Closeボタンをクリックしてダイアログを閉じます。ダイアログを閉じている間、システムは設定値全体について変更部分をチェックします。変更部分が検出されると、システム設定値全体を永久保存するか聞いてきます。
MOBOTIXカメラの動作パラメータを設定するには、システム設定ファイルの内容変更が必要です。関係する全てのパラメータはシステム設定セクション内にグループ化されています。
現在のシステム設定のShow(ショー) | 現在のシステム設定値が、テキスト表示されます。システム設定ファイルはテキストだけのファイル表示も可能です。 | ||
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フラッシュメモリに現在のシステム設定値をStore(ストア)する。 | カメラ内部の永久保存場所に現在のシステム設定値を格納するので変更後のバージョンはシステム再起動後に使用されます。 | ||
最近のシステム設定値をフラッシュメモリからRestore(リストア)する |
システム設定値を一時的に変更し、結果を保存しない場合、フラッシュメモリに保存しておいたシステム設定値に復元できます。
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システム設定値を出荷時設定にReset(リセット) |
現在のカメラのシステム設定を出荷時設定値にリセットすることができます。その後、システム設定値を永久保存してカメラを再起動します。 注意:ネットワーク設定値も上書きしてしまいます。カメラにアクセスできることを確かめてください。
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現在のシステム設定値をPCにSave(セーブ) | この機能を使って、システム設定値をPCにバックアップ保存できます。FTPのパスワードなどはファイルから読み取れることに注意してください。 | ||
PCからシステム設定値をLoad |
この機能を使って、ローカル保存したバックアップコピーをカメラにロードできます。その後、システム設定値を永久保存してカメラを再起動します。
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システム設定値のEdit(エディット) | システム設定ファイルのパラメータをを直接変更可能です。この操作はエキスパートに限定してください。 誤った変更はカメラに接続できなくなるかもしれません。変更したシステム設定値を永久保存しカメラを再起動します。 |
通常、PCからバックアップコピーをロードしたり、出荷時設定値にリセットするときは、全部を入れ替えます。
システム設定を部分的に保護(ユーザ名やパスワードなど)するために、交換リストにある以下に示すチェックした部分以外のすべてオプションにチェックをいれます。各セクションで交換 しない セクションをチェックします。
次に、現在のシステム設定値の全体、又は部分を置き換えるためにファイルからシステム設定値をロードする画面でLoadをクリックするか、フラッシュメモリからシステム設定値をリストアする画面でリストアをクリックします。
注意: | システム設定の変更は、現在の設定内容にのみ影響していることを忘れないでください。この状態で再起動すると、フラッシュメモリに設定値を永久保存するためにStore(ストア)することを忘れた場合、古いシステム設定値が使われることになります。 |
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